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愛弟子にして新人の黄義達(イーダ)の
記事クリップの前で




シンガポールの敏腕音楽プロデューサー
リー・ウェイソン(李偉菘)氏が語る現在の中華ポップス。
-リー・ウェイソン(李偉菘/Paul Lee)


現在、中華ポップスシーンでは続々とシンガポール出身のアーティストが登場しています。古くはエリック・モー(巫啓賢)、キット・チャン(陳潔儀)、最近ではタニア・チュア(蔡健雅)、ステラ・ン(黄湘怡)、アドゥ(阿杜)、JJリン(林俊傑)、新人のイーダ(黄義達)などなど枚挙に暇がありません。

 中でも新しい中華ポップスの女王とも言えるステファニー・スン(孫燕姿)の登場は、中華ポップスの新しいページを開いたと言ってもよいのではないでしょうか。そのステファニー・スンの才能を発掘し、育て、プロデュースしたのが今回インタビューに応じていただいたリー・ウェイソン(李偉菘)氏です。

 彼自身もかつては、双子の弟である李偲菘(ピーター・リー)氏と共にユニットを組み、シンガポール・マレーシアを中心に歌手として活動し、台湾にも進出した一人です。その後、兄弟揃って音楽プロデューサーへと転向し、中華ポップスシーンで実に多くのヒット曲を生み出してきました。今回はそんなシンガポール出身の音楽人の先駆けとも言えるリー・ウェイソン氏に、現在の中華ポップスについて語っていただきました

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●音楽学校を開校。そして二人のスターを輩出。

 S「李偉菘音楽学校*と、そこから巣立ったアーティスト達についてお聞かせください。また、スターが生まれるまでの過程についても。」

 L「ステファニー・スン(孫燕姿)やイーダ(黄義達)は、歌唱クラス出身の学生です。黄義達は、学校を設立した9年前に入学してきました。その後、国民兵役として警官だった時期をはさんで、今年やっと台湾でデビューしました。孫燕姿は、学校ができて3~4年経った頃に入学したんだったかな?

 全世界共通に言えると思うのですが、成功したスターというのは、見かけがいいだけではなく、歌も上手くなければいけないし、作詞・作曲などの才能も必要ですし、演技もできなくてはいけません。そしていわゆる『Xファクター』と、もっと大切なのが『運』。これは難しいですね。『Xファクター』というのは、本人のもののとらえ方やそれを表現する能力や考え方という、個人の成長過程で培われるもの。『運』は見ることができないし、コントロールできませんからね。」

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